伊是名島へ一泊二日の旅に行ってきた。
南風原から高速で許田(名護)まで行き、運天港へ。
伊是名島へのフェリーは運天港から1日2便出ている。
10時30分の第一便で行くことにした。

運天港の付近には有料駐車場がいくつかある。
なんとなく宮里駐車場というところにした。
まだ駐車場で車を預けただけだというのに、夏実は海に入る気まんまんでさっそく水中眼鏡をつけている。

運天港の旅客ターミナルはずいぶん新しいものだった。
少し前に移転して新しくしたそうで、古い方の旅客ターミナルには移転しましたという張り紙が出ていた。
観光客というわけでもなさそうな団体がいた。
二十歳にも達していないような女の子や外国人とのハーフのような若い女性が10名足らずと、一眼レフカメラと三脚を携えたカメラマンが数名、どうやら伊是名島に行くフェリーに乗るようだ。
ターミナルの待合所で、風景でも撮るような素振りで地元の乗船客や他の一般人も含めたアングルの写真を撮影していたが、いったい何様のつもりだろう。
カメラマン・写真家の類にはこうした礼に欠ける連中が少なからずいるが(旅行客がカメラを持つ場合も同じようになることが多い)、写真を撮るのは自由だといわんばかりにレンズを向ける。
軽佻浮薄である。
他者の気持ちに寄り添うよりも、自分物語が大切なのだろうか。
と、ぶつぶつ心中でつぶやきながら、持ってきたピーナッツをポリポリ。
おにぎりもちょっと早いが一つ食べる。

運天港から伊是名島までの大人(中学生以上)の運賃は、往復3350円。
小人(6歳以上)は、往復1680円。
これは2009年8月時点での料金だが、沖縄タイムスや琉球新報には毎日運行時間と料金の案内が掲載されている。

伊是名島を出発したフェリーが運天港に入ってきた。
これからこの船に乗る。
乗船する直前に子どもたちを撮ったが、晴子と夏実の表情が対照的である。
フラッシュがさっさとつかないものだから、表情が分かりにくい写真になってしまった。
コンパクトカメラは機動性がよくないと使いにくいなあ、とブツブツ文句を心中でつぶやきながら、今はこれしかカメラがないので我慢する。

(つづく)